屋久杉でつくる、ちょっと特別な表札の話|屋久杉表札【YAKUMO】

今回制作したのは、屋久杉を使ったプレート型の表札です。

屋久杉という名前は聞いたことがあっても、
「実際どんな木なの?」
「なにがそんなに特別なの?」
という方も多いかもしれません。

せっかくなので、表札の話とあわせて、
屋久杉そのものの魅力についても少し触れてみようと思います。

 

 

"屋久杉という木が特別な理由"


屋久杉は、屋久島の厳しい自然環境の中で育った杉のうち、
樹齢1000年以上のものだけに与えられる名称です。

年間を通して雨が多く、湿度も高い屋久島。
成長条件としては決して恵まれているとは言えず、
屋久杉は驚くほどゆっくり、ゆっくりと年輪を重ねていきます。

その結果生まれるのが、

・年輪が非常に細かく、詰まった木目

・油分を多く含み、腐りにくい性質

・新しい木材には出せない、落ち着いた色味と深み

といった、屋久杉ならではの特徴です。

「木材」というより、
長い時間そのものを閉じ込めた、自然が作り出した作品に近い存在だと感じます。

 

"実はもう新しく手に入らない木なんです"

屋久杉が特別と言われる理由のひとつが、
今は伐採されていない木だということ。

現在流通している屋久杉は、

・過去に伐採されたもの
・自然倒木
・土埋木(長年地中に眠っていた木)

こうした限られた材だけです。

つまり、
これから先、基本的には「新しく育った屋久杉」が市場に出てくることはほぼありません。

今ある分で終わり。
そう考えると、ちょっと不思議な素材ですよね。

 

 

"表札という「日常の道具」に屋久杉を"

屋久杉は、美術品や工芸品に使われることも多い素材ですが、
あえて表札という、毎日目にする場所に使うことで、

・玄関に立つたび、静かな存在感を感じられる

・時間とともに、色味や表情の変化を楽しめる

・「特別なものを、特別扱いしすぎず使う」贅沢

そんな楽しみ方ができる素材だと思っています。

今回の表札では、
屋久杉の板に彫り込みを入れ、
そこへステンレス製の切り文字をはめ込む構成にしました。

屋久杉の持つ柔らかさや歴史の重みを、
文字部分でそっと引き締める。
主張しすぎず、でも確かな存在感のあるバランスを意識しています。

 

 

"在庫があるときだけ制作可能です"

屋久杉は希少なため、
在庫が確保できたタイミングでのみ制作可能な表札です。

まだ入手可能ですが、
どうしてもタイミング(というより出会い)がありますので、欲しい時に手に入るものではないので、もしこの素材に惹かれるものがあれば、早めにご相談いただくのがおすすめです。

素材の状態や木目を見ながら、
その時にできる一番いい形をご提案します。

長い時間を生きてきた木を、
これからの暮らしの一部として使う。

そんな表札に興味がある方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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