2025/12/17 06:00
マンションのエントランスに設置する
フェイクグリーンを使った壁面サイン【Midoria】を制作しました。
共用部の看板は、
・清潔感
・視認性
・入居者や来訪者に与える第一印象
これらを同時に満たす必要があります。
今回は
「華やかさはしっかりありつつも、共用部なので派手になり過ぎない」
そのちょうど良いバランスを意識しつつ
グリーンの色使いや配置、そして文字の塗装を微調整しながら制作しました。
フェイクグリーンで、空間にやわらかさと華やかさを
背景にはボリュームのあるフェイクグリーンを使用しています。
グリーンを取り入れることで、
・コンクリートや白壁の無機質さを和らげる
・エントランス全体の印象を明るくする
・管理の手間をかけずに「緑のある空間」を演出できる
といった効果があります。
使用しているフェイクグリーンは
防炎素材・屋外対応のため、
マンションの共用部やオフィスのエントランスでも安心して設置可能です。
フェイクグリーンは、水やり・剪定が不要で枯れによる景観劣化が起きないことも大きな利点です。
その結果、管理コストを抑えられるといった点で、
管理面を重視する共用部に適した素材と言えると思います。
立体感を生む、白い切り文字と黒い土台
サインの文字部分は、
白い切り文字を黒い土台と組み合わせた立体構造になっています。
背景がグリーンでも文字が埋もれないよう、
コントラストをしっかり取ることで、
・遠くからでも読みやすい
・昼夜問わず視認性が高い
・写真に写ったときも印象に残る
そんなサインに仕上がったと思います。
アクリル素材を選択するという現実的な判断
今回はお客様からのご要望で、文字部分の素材にはアクリル板を採用しています。
アクリル素材は
・十分な耐久性がある
・加工自由度が高い
・コストを抑えやすい
といった点があり、
「サインの予算は限られているが、安っぽくは見せたくない」
という案件では、
現実的かつバランスの良い選択肢になります。
素材感を抑えるための“艶消し塗装”
アクリルは、そのままだと光沢やプラスチック感が強く出てしまい、
今回のデザインでは少し浮いてしまう印象でした。
そこで、
艶消しに調色した塗料で塗装を行い、
・グリーンと自然になじむ
・落ち着いた、品のある印象
・エントランス空間にふさわしい仕上がり
になるよう調整しています。
「素材そのまま」ではなく、
設置場所に合わせて仕上げを変えられるのも
オーダーメイドならではの強みです。
ちなみにステンレスを塗装する時と全く同じ塗料を使用しているため、塗装後の見た目は
ステンレス製とほぼ同じになります。
お問い合わせ・ご相談について
今回のような
フェイクグリーン×切り文字の壁面サインは、
マンションのエントランスや、オフィスビルの共用部、店舗の入口や受付まわり など、
第一印象を大切にしたい場所に特におすすめです。
空間の雰囲気に合わせて、
素材・サイズ・構造から一緒にご提案いたします。
エントランスや共用部の看板をご検討中の方は、
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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