2025/06/03 06:00
こんにちは。
エクステリアライトのご紹介ブログ第7弾。今回でエクステリアライトのご紹介シリーズは最後となりました。
最後にご紹介するのは、スペインの照明ブランド「FARO BARCELONA(ファロ バルセロナ)」が手がけた屋外用ウォールライト「LOTUS(ロータス)」です。
その名の通り、蓮の花からインスピレーションを得たこの照明は、光そのものを“花”に見立てるような、詩的な魅力を持っています。
シンプルな造形の中に潜むやわらかさと、灯したときに生まれる優しい陰影。
それはまるで、壁に咲いた静かな一輪の花のよう。
空間に寄り添いながらも、確かな存在感を放つ——そんな唯一無二のデザインが魅力です。

■ 壁に咲く、光の一輪。柔らかな陰影がもたらす空気感
LOTUSは、円形のシェードと台座の間に生まれるわずかな空間から、ふんわりと光を拡散する構造。
この“隙間の光”が、壁に滲むようなやさしい陰影を描き、空間全体に落ち着きと奥行きをもたらします。
その光は強く主張するのではなく、静かに、穏やかに広がっていく。
それゆえに、緑あふれる庭や、ナチュラルな素材感を活かした外構との相性が抜群です。
点灯していないときは、まるで彫刻作品のような印象で、無駄のない円形のフォルムが洗練されたアクセントとして機能します。
灯りを灯せば、内側から咲くように陰影が浮かび上がり、まるで花がゆっくりと開いていくかのような雰囲気に。
アートと実用が重なる照明。それがLOTUSです。

■ 光の向きは自由に。空間に合わせて表情を変える
LOTUSは、設置する向きによって光の広がり方を調整できる、フレキシブルな構造が魅力。
その日の気分や空間の用途に合わせて、表情を変えることができます。
例えば、玄関先では下向きにして足元をやさしく照らすように設置。
反対に、植栽の背景などでは上向きに取り付けることで、植物のシルエットを浮かび上がらせる幻想的な演出も可能です。
また、屋外のみならず屋内照明としても活用できるため、リビングの壁や玄関ホールなどに取り付けても違和感がありません。
光の当たり方によって空間の温度感まで変えてしまう、感覚に訴える照明です。

■ FARO BARCELONAのデザイン哲学を体現
1945年創業のFARO BARCELONAは、「光をただの明かりではなく、空間の一部として設計する」ことをコンセプトに掲げてきたブランドです。
LOTUSに込められているのは、その哲学をまさに象徴するデザイン。
自然からインスピレーションを受けたかたちを、あくまでも抽象的に、美しくミニマルに昇華しています。
多くの照明器具が“明るく照らすこと”を前提とするなかで、LOTUSは“空間と調和すること”を第一に設計されています。
光と影を操るアート性。
そして、長く愛されるための実用性と耐久性。
FAROの照明は、単なるインテリアではなく「空間の詩情」を担う存在であり、LOTUSもまた、見るたびに小さな感動をもたらしてくれます。
■ 製品仕様
・サイズ:225×118×225mm
・重量:約1.2kg
・カラー:ダークグレー/ホワイト
・素材:本体/アルミニウム、グローブ/ポリカーボネート
・付属品:内蔵LED(COB LED 18W 3000K 1120lm)
・生産国:中国
防水性・耐候性に優れた設計で、屋外のさまざまなシーンに対応。
温かみのある3000Kの色温度で、視覚的にも心地よい雰囲気を演出します。
1120lmという高めの明るさを備えつつ、光源が直接目に入らないディフューズ設計で、目にも優しい仕様です。
LOTUSは、単に光を届ける道具ではありません。
それは、空間の温度や湿度までも変えてしまうような“感情のある照明”。
ナチュラルな外構に、静かなアクセントがほしいとき。
夜の庭に、そっと咲く一輪のような灯りがほしいとき。
あなたの暮らしに寄り添う、新しい“あかりの花”として、ぜひお迎えください。
👉 商品ページはこちらから https://www.daimaru-studio.com/items/104669555