2025/05/13 06:00
玄関まわりを印象的に演出してくれる、影を楽しむ表札「Shadow」。
影が浮かび上がる感動的な瞬間は、まさに“光とデザインの融合”。
この表札の魅力を最大限に引き出すには、「照明の選び方」と「設置場所」がとても重要です。
この記事では、「Shadow」に最適な照明の条件と、失敗しない設置方法を丁寧にご紹介します。

✅影を映し出す表札【Shadow】オーダーメイド 番地表札 ハウスナンバー 個性的 ライトアップ
■ 照明の選び方:影をクリアに映すための3つのポイント
✅斜め下に照らせる天井取り付け型のスポットライトがベスト
「Shadow」のような影を活かす表札では、斜め上方向から光を当てる方がきれいに影が落ちます。
そのため、ライトは天井に取付け、表札は門柱ではなく玄関ポーチ(玄関ドアの横など)への設置がおすすめです。
ここで1点注意していただきたいのが、玄関の真横に表札を設置した場合、お家から出た際にスポットライトの光が眩しく感じるかもしれませんので、表札の位置はスポットライトの光がストレスに感じない位置に設置すると良いかもしれません。
✅ビーム角は調整できるものが理想的。約50度前後がおすすめ!
ビーム角とは光の広がりの角度のこと。
集光過ぎると影がぼやけてしまう傾向がみられました。
約50度が、表札全体をしっかり照らしつつ、美しい影を描き出してくれました。
ビーム角は設置環境によって変化する可能性がありますので、調整できるものを選ぶと安心です。
✅明るさは1000lm(ルーメン)程度が目安
玄関ポーチ周辺には外灯やダウンライトなど、他の明かりの影響を受けやすい環境です。
影をはっきりと浮かび上がらせるには、スポットライトの光の強さがとても重要です。目安として1000ルーメン以上の明るさがあると安心です。400㏐程度のスポットライトでも試したところ、影を付けることはできましたが、他の明かりの影響次第ではShadowの影が目立たなく立ってしまいそうでした。
■ 設置場所のポイント:照明の位置で影の見え方が決まる
照明の設置場所が違うだけで、影の長さや位置が変わってしまいます。
以下のように計算すると、美しくバランスの取れた影になります。
✅天井から表札までの距離 ÷ 2 = スポットライトと壁の距離
たとえば、天井から表札までの距離が800mmなら…
☞スポットライトは「表札側の壁から約400mm」の距離に設置すると理想的です。(ライトのレンズ辺り)
あくまで目安となりますので、もし照射実験が可能であれば行ってください。
また、照明の角度を調整できるタイプを選ぶと、施工後も微調整ができて安心です。
※真上から照らすと影が縦に伸びてしまいますので、斜め上から照らすのがポイントです。

■おすすめの商品はこちら
スポットライトのほとんどがダクトレール用で販売されているため、天井取り付け型のスポットライトは、あまり商品が多く存在しません。しかもビーム角が調整できる機能付きとなると更に少なくなってしまいます。
この記事を書いている2025年時点で販売されていた商品をピックアップしました。
✅エジソンスマート ミニスポットライト ブラック 引掛けシーリング用 RST-TZ400BK
✅Aisilan スポットライト LEDランプ
実際に試してみたおすすめのスポットライト
大円商店では、実際に「Aisilan スポットライト LEDランプ」を使用して照射実験を行いました。
このライトは光の強さが1200lmあり、表札の影がとても美しく壁に映し出され、仕上がりに大変満足しています。
本体の作りもしっかりしており、高級感のある質感も好印象でした。
ただし、メーカー保証の面でやや不安が残る点もあります。
そのため、保証やサポート体制を重視される方には、「エジソンスマート」のスポットライトの方が安心かもしれません。
また、スポットライトはダクトレール用の商品が多く見つかりますが、
ダクトレール→引っ掛けシーリング変換アダプターを使うことで、より幅広い商品から選べるようになります。
設置環境に応じて、使い分けてみてください。
■ まとめ:「Shadow」は光が命。照明選びが完成度を左右します
「Shadow」は、光と影が織りなすアートのような表札です。
だからこそ、どんな照明を使うか、どこに設置するかで完成度が大きく変わります。
夜の玄関を、上質で幻想的な空間に変える「Shadow」。
照明のひと工夫で、その魅力を存分に引き出してみてください。
■デザインのご相談、お見積りは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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